長期渡航に100リットル以上の特大サイズのスーツケースは必要ですか

「キャリーバッグの購入を考えているのですが、サイズの選び方がよく分かりません。こちらのホームページで渡航1日あたり10リットルと書かれていましたが、今回は20日近い長期の海外旅行なのですが、合うサイズのキャリーバッグはあるのでしょうか?」

本日も頂いたご質問にお答え致します。どのサイズを選んだら良いのか良く分からないというご質問ですね。

スーツケースの大きさの選び方のページでも解説しておりますが、一般的には大人一人分の荷物ですと渡航1日あたり10リットルの容量が必要とされています。

例えば、3泊4日の短期渡航なら40リットルの小型スーツケース、9泊10日の長期の海外旅行なら100リットルといったイメージになります。

ただ、この基準はあくまで目安になりまして、人によってお荷物の量は大きく異なりますので、ご自身のお持ちになる荷物の量を想定して購入する必要がございます。

今回は20日近いご渡航ということで、仮に20日と仮定すると200リットルもの容量のスーツケースが必要になってしまいます。流石に市販のモデルで200リットルという巨大なスーツケースはございません。

預けられるサイズのもう少し緩かった一昔前ですと130リットルなどという巨大なモデルを目にしたことがございますが、157センチ規定が一般的になった現在では100リットル前後が最大のサイズになっております。

それでは10日以上の長期渡航の場合は2つ以上のキャリーを持っていく必要があるのかというとそういうわけではありません。20日の渡航といっても20セットの服や下着類を持っていくわけではなく、現地で洗ったりしてローテーションするのが一般的です。流石に20セットの衣類を持っていくのは現実的ではありません。

長期の渡航の場合は、市販されている最大サイズで、3辺の和が157センチ以内という世界中の航空会社に無料で預けられるサイズ内の物を選ぶ必要があります。

長期の海外旅行に必要なキャリーバッグのサイズ

世界中の多くの航空会社に無料で預けられる荷物のサイズは、「高さ+幅+奥行き」が157センチ以内となっております。一部の航空会社ではもう少し大きなものまで無料で預けられますが、スーツケースメーカーも157センチに合わせて設計しているので、市販されている最大サイズは自ずと157センチに集約してきます。

縦横比や出っ張りなどによって異なってきますが、157センチ規定を満たそうとすると、100リットル前後の容量が限界となります。したがって、どれだけ長期の渡航であっても選択できる最大サイズは100リットル前後ということになります。

では10日を上回る渡航期間の場合は、無条件に100リットル前後の最大サイズのものを選べば良いのかというと、そういう訳でもございません。

100リットルの容量のスーツケースというものはかなりの大きさになります。大柄な方でしたら問題なく扱えますが、小柄な方ですと移動の負担になる可能性がございます。キャスターで走行する際は問題なくても、段差や階段など持ち上げて移動する機会は意外と多いものです。

また、スーツケースは同一モデルであれば、サイズが大きければ大きほど壊れやすくなります。当然最大サイズである100リットル前後の、157センチギリギリに作られた特大サイズは、最も壊れやすいのが現実です。

特大サイズのキャリーバッグのデメリットは以下の記事をご覧くださいませ。

大は小を兼ねるということで、特大のスーツケースを購入される方が多いようですが、特大スーツケースにはそれなりのデメリットもございますので、良くご検討いただいたほうがよろしいかもしれません。 本日は、特大スーツケースのメリット・デメリットについて解説いたします。
www.japan-suitcase.net

いずれにいたしましても、長期の渡航だから無条件に大きい物を選択する必要はないということなのです。まずは荷物の選別をしっかり行って、本当に必要な物だけを持っていくことが重要です。

渡航期間が長いと、あれもこれもと重装備になりがちではありますが、移動時の負担を減らして快適な渡航を目指すほうが遥かに重要です。最悪現地で調達できるものなどは無理に持っていく必要はございません。

どうしてもご必要なものを選別して、それでも100リットル前後の特大サイズの旅行カバンが必要でしたら、頑丈そうな特大サイズのスーツケースを購入することが奨励されます。

十分に考えて、どうも100リットルまでは必要無さそうだと思われましたら、一回り小さい70、80リットル前後のものを選ばれたほうが移動が快適だと思われます。

一般的には70リットル前後のものが一番の売れ筋になっております。当店でも70リットル前後のLサイズが一番の売れ筋となっております。

ただ、次点で100リットル前後のLLサイズが人気ですので、やはり特大サイズが人気があるのも事実ではあります。

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