ランドセルの種類や値段が多過ぎて選べないのですが、いくら位が良いのですか

「来年の入学に向けてランドセルを探しているのですが、種類が多すぎてどれを選んでいいのか分かりません。値段も安いものから高いものまであってよく分からないのですが、どのようなものを買えば良いのでしょうか?」

本日も頂いたご質問にお答えいたします。ランドセルの種類がありすぎてどれを選んで良いのか分からないというご質問ですね。

確かにランドセルの種類はあまりにも多すぎます。大手のメーカーだけで数社、小規模の工房などを合わせますと数えきれないほどのメーカーがあります。

そしてそのメーカーが、また数えきれないほどのモデルを販売していて、それぞれのモデルに沢山のカラーバリエーションがあります。同じメーカーでも百貨店向け、量販店向け、自社直営店向けなど、それぞれに別モデルを展開しているメーカーもありモデル構成は複雑です。

そして複雑なことに型落ちなど古い商品を安く販売しているお店もありますので、どの程度のグレードの商品でいくら位のものがどの程度の性能なのか分かりづらいところがあります。

型落ちで安い商品を探している場合などは別ですが、とりあえずは型落ち商品を除いて現行モデルだけで考える必要があります。今は2016年夏ですので来年4月入学のお子様用ですと2017年モデルになります。

値段の違いと性能

同じ現行モデルで考えますと、ランドセルは1万円台の格安品から10万円を超えるモデルまで販売されています。おおよそまともな性能の商品はやはり2万円台からになります。1万円台までの商品は品質保証のない中国製ノーブランド品やかなりの型落ち品などになります。

有名メーカーで安いことで有名なのは、やはりニトリのランドセルわんぱく組ではないでしょうか。2万円台前半のお値段から購入することが出来ます。中国製ではありますがニトリ監修なので性能的に劣ることはないと思います。

2万円台は格安モデル、3~4万円台が大手メーカーの標準的なモデルの価格、5万円台以上は高級な部類のモデルとなります。高いものでは10万円を超えるような高級モデルもございます。

ランドセルは、安い商品から高い商品まで非常に価格差がある商品となっておりますが、実は性能差というのはそれほど大きくはありません。

1万円台などの中国製ノーブランド品は別ですが、2万円台からの日本製ランドセルであれば、5万円や10万円などの高い製品と大きく変わらない性能となっております。

もちろん全く変わらないわけではありませんが、値段の差を考えれば驚くほど違いがございません。2万円台の格安ランドセルでも、しっかりしたメーカーの日本製であれば、全く問題なく6年間使うことが出来ます。

しっかりしたメーカーの商品であれば、格安モデルであってもメーカーのブランドを背負っておりますので、メーカー側も品質を落とす訳にはいかない為です。殆どのメーカーは6年間保証を付けておりますので、安いからといって質を落としてはかえってアフターサービスのコストがかかることになります。

そのため、安いからといって性能が悪いということはないのです。単純にしっかり使えれば問題ないということでしたら、大手メーカーの安いモデルを購入されるのが一番安く済みます。

ただ、あくまで現行モデルで、日本製のランドセルであることが前提になります。ノーブランドや無名メーカーで中国製などになると、安かろう悪かろうということになります。

高いランドセルの違い

それでは高額なランドセルにはどのような違いがあるのでしょうか。機能的な違いはないと申し上げましたが、それはランドセルとしての基本機能であり、細かな機能は上級のランドセルのほうが優れているケースが多いのです。

最新の機能は真っ先に高級モデルに搭載され、下位モデルに採用されるのは数年後のことです。ただ、ランドセルとしての機能は現在の学習院型ランドセルでほとんど完成しておりますので、あくまでエキストラの機能という感じです。

また、最も大きな違いはやはりデザイン面になります。安い価格帯のモデルはデザインがとにかくシンプルです。無駄な装飾がほとんどなく、昔ながらのベーシックなデザインとなっていることが多いようです。

男の子向けですとシンプルデザインで十分ですが、女の子は派手でキラキラのデザインを好むこともあるため、そういった場合はあまり安いモデルですと欲しいものが見つからない可能性はございます。

ある程度デザインに凝ったランドセルが欲しい場合は、ある程度の金額を出して上位のモデルを選ぶ必要があります。

また、上位モデルでは素材にも高級なものを使う傾向にあります。ランドセルの素材のシェアはクラリーノが7割とも言われておりますが、クラリーノにもグレードが有り高級なモデルには質感の高いクラリーノが使われます。

また、高級モデルになると牛革やコードバンなど天然皮革を採用したモデルも有り、こういったものは一段上の質感があります。性能的にはむしろクラリーノなど人工皮革のほうが上ですが、やはり天然皮革ならではの上質感というものがあります。

まとめ

値段の違いは主にデザイン面での違いになりますので、質感の高いものを持たせたいというご家庭では高級なモデルから選ぶのがよろしいかと思います。

特にデザインや質感に拘りはないというご家庭では、日本製の安いモデルで十分であると考えます。

もちろん6年間使うものですから、せっかくなら少しでも良い物を持たせたいというご家庭が多いことも事実ではございます。実際ここ数年は4万円強が平均購入価格となっております。

あまりこだわりがなければ周りに合わせて4万円前後のモデルを購入されるのがよろしいかとは思いますが、特に気にされないのであれば2万円台の安いモデルでも十分です。

特別なモデルを子供に持たせたいというご家庭では、5万円を越えるような高級ランドセルを狙ってみるのも面白いと思います。ただ、高級モデルは出足が早く、7月8月で売り切れてしまうことが多いので、早めに購入する必要がございます。

今年はまだ8月の頭ですが、もうすでに多くの工房系のランドセルは売り切れとなってしまっています。大手メーカーの高級モデルも次々に売れ切れになってくる可能性がありますので、特別なモデルをお考えの場合は早めにどうぞ。

安いモデルをお考えの方は、まだまだ3月まで販売は続きますので焦らなくても問題ございません。むしろ後になったほうが安いモデルが出てくる可能性があるくらいです。

日本製ですと3,4万円台はするというイメージの方も多いようですが、価格スペシャルモデルや型落ちアウトレット品など、1万円台や2万円台から購入できるものもあるのです。 当然、デザインや質感などは一般のラインナップと比べると見劣りするようなものもありますが、
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