スーツケースは縦横比率によって容量が大きく変わる

最近スーツケースを購入されたお客様から、思ったよりも小さかったというお声を頂きました。

こういったお声は度々いただき、フィルムを剥がしていない完全にご使用前であり、送料をご負担いただければサイズ交換やご返品も承らせて頂いております。

しかし、今回の方は時間がないのでそのまま使うということでしたが、後日やっぱり十分な大きさだったとのご連絡を頂きました。

一見小さく見えたようですが、荷物を収納してみると意外と入ったので驚いたようです。

スーツケースの収納容量は見た目ではなかなか分からない

見た目が小さくても、以外と内容量が大きいスーツケースとはどういうことなのでしょうか。

それは、今回お買い上げいただいたスーツケースが通常よりも立方体に近い形状だったからなのです。

スーツケースの大きさは、縦×横×幅で決まります。

海外の航空会社に無料で預けられるサイズは、3辺の和が157センチまでとなっているので、多くのメーカーの多くのモデルでは、モデルの中の一番大きいサイズが157センチになるように造られています。

そうなると、どのメーカー製でも最大サイズの容量が同じくらいになりそうなものですが、実は結構な差があります。

たとえば、極端な例を出しましょう。

52cm×52cm×53cm立方体に近いスーツケースの容量は143リットルです。

77cm×50cm×30cmの標準的な形状のスーツケースは115リットルです。

※実際はキャスターなどの出っ張りも入れて157センチなので、もっと容量が小さくなります。157センチサイズですと100リットル程度が限界のようです。

同じ157センチのスーツケースでも、こんなにも容量に違いが出てくるのです。3辺の和が同じでも、縦横幅の比率に寄って大きく容量が異なることを覚えておく必要があります。

ずんぐりむっくりボディのスーツケースのほうが容量が大きい

上述の通り、スーツケースは、縦横が縮んで奥行が長くなるほど、つまり立方体に近づくほど容量が増えます。

そこで、容量を重視する最近のスーツケースは、一番長辺の高さが減って、奥行が増えているので、相対的に丈が低く小さく見えがちなのです。

縦横が短くなって、奥行が増えると、フレームモデルの場合は、フレームの長さが短くなって軽量化できるというメリットも有ります。

したがって、一見小さく見えても、一番短い辺である幅の太いモデルは、大容量モデルだったりするわけです。

サイズを選ぶ基準とは

では、どのようにサイズを選べばよいのでしょうか。

それは単純に大きさで見るのではなく、スーツケースについているタグに記載されている容量を確認することです。

スーツケースには必ずリットル単位で容量の表記がありますので、これを基準に選びましょう。

ネットショップなら、必ず商品ページに記載があります。

参考になるのは家庭でも使うゴミ袋の大きさです。30リットルや、45リットルなど、容量別のゴミ袋をお使いいただいている場合は、これと同じサイズになります。

ゴミ袋にパンパンに詰めてみれば、購入しようとするスーツケースにどれだけ入るのか参考になります。

購入するスーツケースを選ぶ基準となるのは、サイズではなく容量ということになります。

単純に大きさで選ぶと、思った通りの荷物が入らなかったり、思ったよりも大きすぎたりするかもしれません。

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