皮革素材でランドセルを選ぶ

ランドセルの素材といえば、かつては牛革が主流でした。

しかし、1967年にクラレの人工皮革クラリーノを使ったランドセルが市場に出ると、その機能性や値段で爆発的に普及し、現在は販売される全ランドセルのうち9割以上が人工皮革になっています。

中でもパイオニアのクラリーノは今でも圧倒的なシェアを誇ります。

人工皮革と天然皮革の違い

人工皮革には人工皮革の、天然皮革には天然皮革の良さがありますが、本物の特別な質感を求めるのでない限りは、人工皮革のランドセルで十分です。

機能性では人工皮革に軍配が上がります。軽量性、水や傷への強さなどは天然皮革に勝ります。
また、値段も人工皮革のほうが安くなります。

このことから本革へのこだわりがなければ、人工皮革を選んでおけば間違いありません。

一方の天然皮革は、人工皮革よりも高額な割に機能性には劣りますが、圧倒的な本物の質感があります。

子供に本物を持って欲しい、少しでも良い物を持たせたい、というハイクラスな需要は今でも一定数あるため、未だに一定数は本革のランドセルが売れていますが、あくまで一部のこだわり層の需要です。

現在は人工皮革が圧倒的主流と言えます。特別なこだわりが無い限りクラリーノの商品を選んでおけば問題ないでしょう。

クラリーノ

クラリーノはクラレが開発した人工皮革素材で、最初にランドセルに採用された人工皮革です。

ランドセルに採用されてから50年近い実績があり、現在でも圧倒的なシェアを誇るランドセル用人工皮革素材のパイオニアです。

普通のクラリーノより質感重視のクラリーノエフ、耐傷性アップのクラリーノタフロックなど様々な種類があります。

クラリーノ採用の商品でしたら間違いないでしょう。

タフガード

帝人コードレにより開発された人工皮革で、ニトリとの共同開発により生まれました。

主にニトリのランドセルに採用されており、品質も確かなようです。

国内の一流素材メーカーの開発した素材ですので品質には問題はないでしょう。

ただ、ランドセルに採用され始めてから歴史が浅いので、実際の実績では未知数なところはあります。

牛革

人工皮革を使った商品が現れるまで、ランドセル素材といえば牛革が主流でした。

牛革は天然皮革の中では安く丈夫なため、ランドセル以外にも様々な製品に採用されており、皮革の王様です。

現在でも比較的安価な天然皮革として数多く採用されています。

機能性ではクラリーノなどにはかないませんが、本物の質感を求める層には根強い人気があります。

コードバン(馬革)

牛革よりもさらに上級の質感を求める層に人気のある最上級素材がコードバンです。

コードバンとは馬革で、馬の臀部の革のことです。

馬革は牛革より強度に劣りますが、お尻の部分の革だけは密度が高く牛革よりも頑丈です。

また、きめ細やかで美しい最高級の天然皮革です。

ただし、臀部の革のみがコードバンですので、1頭からわずかしか取れず非常に高価です。

子供に最上級のものを持たせたいという層からは絶大な人気があります。

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